プロジェクト推進指針
「この指とまれ」方式とは
ふくしま再生の会では、設立の当初から「この指とまれ」と呼ぶ方式でプロジェクトを推進してきました。
「この指とまれ」方式とは、参加者がプロジェクトを発案し、理事会・事務局、村民や他の参加者などと調整を図りながら責任をもってプロジェクトを遂行するという方式です。
プロジェクトの評価基準
ボランティアが「この指とまれ」と言って善意で発案するプロジェクトであっても、すべてが歓迎されるわけではありません。
プロジェクトが
- 誰のためのものか
- 地域の事情に立脚しているか
- 地域住民に受け入れられるか
といった視点から厳しく吟味される必要があります。
ふくしま再生の会は、活動の指針の中で「被災者と協働し」という項目をあげています。しかし、生活の基盤を根こそぎ奪われ、先の見えない避難生活を強いられている村民の方々は、たとえ地域の再生へ向けた活動であっても簡単に私たちと協働できるわけではありません。
プロジェクトが村民の方々の負担となるようでは本末転倒となってしまいます。
「善意の押し売り」は私たちが厳に控えなければならないことの一つです。
何から始めればよいのか
それでは、プロジェクトを発案したいというときはどうすればよいのか?
まず活動に参加し、その中で被害地域の実情を知り、活動の中からプロジェクトを提案していくようにお願いします。
各種活動への参加方法のページをあわせて参照してください。