活動報告

フェリス女学院大学飯舘村スタディツアー報告

カテゴリ: 報告日:2015/12/08 報告者:SanoTakaaki

2015年6月13~14日、9月5日~6日の2回にわたり、フェリス女学院大学国際交流学部の高雄綾子先生率いる「飯舘村スタディツアー」が行われました。
原発事故により避難を余儀なくされている飯舘村の現状を知り、復興に向けた持続可能な協働の取り組みに「自らできること」を探ろうとの目的をもっての来村でした。
大学に戻った後にも、地元のレストランとのコラボ企画を実施するなど、学んだことを積極的に発信しています。

  • 第1回ツアー (6月13~14日)OLYMPUS DIGITAL CAMERA
    【1日目】
    *宗夫さんより飯舘村のこと、事故後の経緯など説明を受ける
    *村内視察、村役場・長泥バリケード・除染仮仮置き場など
    *宗夫さん宅に戻り振り返り
    *福島市内泊
    【2日目】
    *クリーン栽培ハウスの説明、収穫体験

<第1回ツアー参加レポート(1)>
大震災以降、被災地の人々は今どんな状況でどんな思いで過ごしているのだろうと気になっていたこともあり、ずっと訪れたいと思っていました・・・
<第1回ツアー参加レポート(2)>
「飯舘村」私の地元から車で一時間程度で行ける距離であるにも関わらず、そこで行われている多くの復興作業をこの目で見たのは今回が初めてでした・・・
<第1回ツアー参加レポート(3)>
当初私は飯舘村に赴く予定ではなかった。というのは、中学時代に他の被災地に訪問した経験があるのだが、そこは寂れ人々の活気も失せていたのだ・・・

  • 第2回ツアー (9月5~6日)image1
    【1日目】
    *宗夫さんより飯舘村のこと、事故後の経緯など説明を受ける
    *村内視察、村役場・長泥バリケード・除染仮仮置き場など
    *宗夫さん宅に戻り振り返り
    *霊山センター泊
    夕食作り、小松菜のケークサレ作り、再生の会メンバーとの交流会
    【2日目】
    *前日の振り返りをもとに宗夫さん千恵子さんと質疑DSC_0259-2
    *福島市内に移動、飯舘電力訪問。小林社長インタビュー

<第2回ツアー参加レポート(1)>
大学ボランティアセンターの企画である福島の子どもたちのための保養プログラム*に参加していた。それは震災当時、高校2年生で無力であった私が大学生となってできることのひとつと思ったからであった・・・
<第2回ツアー参加レポート(2)>
大学生になり、3年間大学主催の福島の子ども達のための復興支援ボランティアに携わったが、実際に被災地に足を運ぶ機会がなかった・・・
<第2回ツアー参加レポート(3)>
私が飯舘村という土地名を耳にすることになったのはこの春からのことであった。それまで私は飯舘村が福島県にあることも、原発事故による放射能汚染の影響で全村避難になっていることも知らない状態であった・・・

SGRAふくしまスタディツアー報告

カテゴリ: 報告日:2015/12/04 報告者:SanoTakaaki

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2015年10月2~4日、渥美国際交流財団SGRAふくしまスタディツアーのみなさんが飯舘村を訪れました。
2012年より毎年行われ、今年で4回目となります。参加者の中には2回目、3回目の方もおり、再会の喜びと変わりゆく村の姿に心を動かされたようです。
初参加の宮野原勇斗さん、2回目となる李鋼哲さん、金銀恵さんの レポートが届きましたので、ご紹介いたします。

第4回SGRAふくしまスタディツアー「飯舘村、再生のジレンマを乗り越えて」報告
(渥美財団事務局長 角田英一さん)

「飯舘村、再生のジレンマを乗り越えて」 <金銀惠(きむ・うね)KIM Eun-hye>DSC_0381

私は、2011年の渥美奨学生として、東北大震災以降の、日本国内外での大混乱を生々しく経験しました。それは、一生忘れられない経験でした。その年、「石巻の炊き出し」にも参加して、震災地の住民たちの力になりたいという気持ちも少しは晴れました。一方で「福島原発事故」には、如何なる形で向き合うべきかと悩みましたが、その頃は、直後の事故収束で緊迫していて、「再生」は、まだ私の心には響かない言葉でした・・・・
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「ふくしまスタディツアーレポート」 <宮野原勇斗(みやのはら・ゆうと)MIYANOHARA Yuto>

飯舘村に行き農業をして、人と触れ合って、私が抱いた感想は想像していたよりもシンプルでポジティブなものだった。未来は明るい。素直にそう感じたのだ・・・・
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「【までい】の精神は生きている」 <李 鋼哲(り・こうてつ)Li Kotetsu>

「飯舘村の人々は原発被害に立ち向かって一所懸命闘っている。彼らは【までいの力】(「までい」とはこの地方の方言であり、漢字では「真手」と書く。両手を動かして頑張れば、いかなる困難も乗り越えられるとの意味)を発揮し、【までいの精神】でふるさとの再建に立ち向かっている。その精神に感銘を受けました。」
これは、3年前(2012年10月19~21日)にSGRA(関口グローバル研究会)の第1回福島被災地ツアーのレポートに書いた感想文の一部である・・・・
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