活動記録

空間線量と個人線量に関する共同研究

7月8日(日)、京都大学との共同研究『飯舘村における放射線空間線量と個人被曝線量に関する研究』のための線量計設置が始まりました。地権者の方の協力のもと、長泥・比曽・佐須の3地点で、人体の遮蔽を模した「ファントム」に個人線量計をつけ、長泥と比曽では2か月間、佐須では4か月間被曝線量を測ります。同時に空間線量も測定し、どのような関係性があるのか明らかにしようとしています。
これまでにも、同様の調査研究が行われていますが、現在の飯舘村において実測することで村民の方に有意義な知見を得たいと考えています。

設置地点の空間線量を東西南北4方向で測定

架台を設置してファントムを載せる

個人線量計を貼り付けたファントム


間に環境タイプの線量計をぶら下げる(環境タイプは個人線量計とハードウエアとしては同等だが、累積値から空間線量がわかるようになっている)


次週追加設置を行い、佐須での測定も開始する。(比曽での測定は長泥終了後に実施予定)

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