記録動画上映会『協働に学ぶ』開催しました
10月21日(日)、第7回定期総会に続き、第18回報告会「活動記録動画上映会~協働に学ぶ~」を開催しました。
会場の東大農学部8番教室には100名余りの方々集まり、活動初期の取り組みから、今年の稲刈りまで、さまざまな映像に見入っていました。
上映会の後、田尾理事長より地域活性化に向けた農泊プロジェクトの取り組みについて説明がありました。
上映した映像は以下よりご覧いただけます。
(・タイトルをクリックしてください)
PART1 <これまでの活動を振り返る>
- ふくしま再生の会 活動の歩み1 編集 米澤 一造
2011.6 出会い
2012.4 地表5cmのセシウム除去に挑む ほか - ふくしま再生の会 活動の歩み2 編集 石川 哲
2014.4 桜の植樹
2015.12 2回目の全量全袋検査 ほか
PART2 <最近の活動現場から> 編集 石川 哲
- 2016.12 田んぼの土壌サンプル採取
村からの委託事業で除染した田んぼの土壌放射能測定を実施した。各行政区から5カ所ずつ全100個所の田んぼを対象に行政区の村民と再生の会ボランティアで土壌採取作業を行った。(2016.12~2017.3) - 2017.1 土壌のサンプル調製作業
採取したサンプルをバイアル(測定容器)に詰める調製作業は、通常東大農学部の「サークルまでい」にて行っているが、この田んぼの土壌測定では、村民といっしょに霊山センターで作業を行った。 - 2018.8~ サークルまでいと放射能測定
東大農学部にある「サークルまでい」では毎週飯舘より送られてくるサンプルをバイアルに詰める調製作業を行っている。詰められたサンプルは、アイソトープ農学教育研究施設で迅速に測定される。測定結果はサークルまでいに返され、放射能データベースに登録される。 - 2017.11~ 放射能測定小屋建設
採取したサンプルの放射能をすぐに測定したい。村民みずからが測定できるようにしたい。こうしたニーズに対応するため、放射能測定器を設置するログハウス建設が決まった。ボランティアの経験と知恵を動員して厳しい寒さの中、建設が進められた。 - 2018.9 車載測定器による空間線量測定
2012年10月から月に一度行政区毎に村民測定員が2名一組でGPS機能を備えた放射線測定器を車載し、空間線量の測定が始まった。2014年10月からは測定専用車両が導入された。2018年度より隔月の測定となり、現在も継続してデータを取り続けている。 - 2017.8 久しぶりに集まってみんなで楽しく過ごしましょう
健康医療ケアチームでは、2015年より伊達東仮設、松川第一仮設を訪問して健康サポート活動を行っている。2017年5月からは佐須老人クラブと協働して旧佐須小学校校舎でも活動を開始。 - 2018.6 健康いちばん!の集い
旧佐須小学校での活動は広がりを見せ、民生児童委員協議会、老人クラブ連合会とともに、いちばん館での活動も始まった。健康サポートにとどまらず、人と人とのつながりも支える活動になっている。 - 2018.10 事故後7回目の稲刈り/Take off(編集 米澤一造)
10月7日、秋晴れのもと菅野宗夫さんの田んぼで都会の住民が稲刈りを体験した。稲刈りの後、いただいた20キロの里芋を主役にした、村民の方の心づくしの芋煮で刈り上げのお祝いをした。
米澤一造さん、石川哲さんは2016年より活動に参加している比較的新しいメンバーであるが、PART1の動画の選択と編集を新しい視点にお任せした。PART2の動画はお二人がそれぞれ、カメラを回したりドローンを飛ばしたりして撮影し、編集された。