SGRAふくしまスタディツアー報告
2015年10月2~4日、渥美国際交流財団SGRAふくしまスタディツアーのみなさんが飯舘村を訪れました。
2012年より毎年行われ、今年で4回目となります。参加者の中には2回目、3回目の方もおり、再会の喜びと変わりゆく村の姿に心を動かされたようです。
初参加の宮野原勇斗さん、2回目となる李鋼哲さん、金銀恵さんの レポートが届きましたので、ご紹介いたします。
第4回SGRAふくしまスタディツアー「飯舘村、再生のジレンマを乗り越えて」報告
(渥美財団事務局長 角田英一さん)
「飯舘村、再生のジレンマを乗り越えて」 <金銀惠(きむ・うね)KIM Eun-hye>
私は、2011年の渥美奨学生として、東北大震災以降の、日本国内外での大混乱を生々しく経験しました。それは、一生忘れられない経験でした。その年、「石巻の炊き出し」にも参加して、震災地の住民たちの力になりたいという気持ちも少しは晴れました。一方で「福島原発事故」には、如何なる形で向き合うべきかと悩みましたが、その頃は、直後の事故収束で緊迫していて、「再生」は、まだ私の心には響かない言葉でした・・・・
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「ふくしまスタディツアーレポート」 <宮野原勇斗(みやのはら・ゆうと)MIYANOHARA Yuto>
飯舘村に行き農業をして、人と触れ合って、私が抱いた感想は想像していたよりもシンプルでポジティブなものだった。未来は明るい。素直にそう感じたのだ・・・・
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「【までい】の精神は生きている」 <李 鋼哲(り・こうてつ)Li Kotetsu>
「飯舘村の人々は原発被害に立ち向かって一所懸命闘っている。彼らは【までいの力】(「までい」とはこの地方の方言であり、漢字では「真手」と書く。両手を動かして頑張れば、いかなる困難も乗り越えられるとの意味)を発揮し、【までいの精神】でふるさとの再建に立ち向かっている。その精神に感銘を受けました。」
これは、3年前(2012年10月19~21日)にSGRA(関口グローバル研究会)の第1回福島被災地ツアーのレポートに書いた感想文の一部である・・・・
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