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ふくしま再生の会

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若者の力、シニアの経験を世界の被災地「ふくしま」へ

ふくしま再生の会

<活動報告>

2011年10月

除染後の広葉樹林地面(クリックで拡大)
除染後の広葉樹林(クリックで拡大)

10月15日~16日

広葉樹林の落ち葉を除去して除去前の線量との比較を行った。
本サイトの活動報告で繰り返し触れてきたように、広葉樹林では落ち葉からの放射線が強い。そこで、落ち葉を除去することによってどれぐらい線量を下げられるかを確認するのが本実験の目的である。

【方法】
広葉樹林の中に20m四方の正方形の区域を設定し、

  • 4つの頂点
  • 各頂点の中点
  • 4つの頂点の中心点
  • 4つの頂点と中心点の中点
という合計13点において、落ち葉の除去前と後での線量を測定した。
落ち葉は落葉してから1年近くを経過しているため、半ば腐葉土化しており、トラックローダーではきれいに吸い取ることができなかったため、熊手でかき出すという方法を採用した。

広葉樹林の落ち葉除去効果(PDF 1.7MB)

(構成:小川)

10月22日~23日

除染前のヒノキ林(クリックで拡大)
落ち葉のかき出し(クリックで拡大)
樹上の線量測定(クリックで拡大)
除去した落ち葉の測定(クリックで拡大)

前回は広葉樹林の除染実験を行ったが、今回は針葉樹林の除染実験を行った。
針葉樹林(飯舘村ではおもにスギとヒノキ)では季節的な落葉はないので、3月15日に放射性物質を含む雨が降った際にも、現在と同様に葉が繁った状態であった。
このため、汚染物質の一部は現在も繁っている葉や樹皮に付着し、一部は地面に吸収されていると考えられる。

針葉樹林では、季節的な落葉はないものの、まったく葉が落ちないわけではなく、下枝の光の当たらない部分から落葉し、地面に積もった状態になっている。
そのため、針葉樹林においても広葉樹林と同様に下に積もった葉を除去することにより空間線量を落とせるのではないかと期待される。

緩斜面にヒノキが植林された山林を実験場として選び、前回と同様に20m四方の正方形の落ち葉を除去して、13点において除染前後の線量を記録した。
また、針葉樹林においては、今も樹上の葉が汚染されていると推測されるので、木に上って線量を測定した。

除去した落ち葉は土嚢袋25個となった。袋の表面における線量は約10μSv/hと高いので、これらは住居から離れ、コンクリートで遮蔽された状態になっている堆肥小屋(屋根付き)に一時保管する。

除染レポート:針葉樹林除染前後の線量比較(PDF 34KB)

「おくちゃんさんの日記」(閲覧にはmixiのIDが必要です)

10月29日

午後2時30分佐須着 田尾ほか2名。

3:09

東北大学木星観測所へ車で向かう。北側の林道に入る。かなり荒れている。一か所ようやく通過。3.6μSv/h
3:29
観測所下の研究棟。3.5μSv/h
3:35

観測所(海抜612.9m)。村全体が見える。4.2μSv/h
南の方向に大火山岳が見える。南東の彼方が原発。その途中の谷が村役場あたり。
4:20

下りの谷で3.1μSv/h、T字路で3.5μSv/h、初めての人家で3.9μSv/h、舗装道路に出たところで2.6μSv/h
4:48



村役場前
駐車場車内1.56μSv/h、車外2.66μSv/h、コンクリ表面2.20μSv/h
広場際3.24μSv/h、芝生端5.32μSv/h、見守り隊本部内0.62μSv/h
玄関前2.30μSv/h、雨どい下3.87μSv/h
5:00
布宮さん、郡司さん到着
6:00~
宗夫さん宅で、宗夫さんも交え議論

課題

  1. 松くい虫
    福島も南からやられてきている。松の木が上部も朽ちる。
    営林署―森林組合で調査、1m四方に集積し薬剤を播いて、焼却。
    1年ぐらいで土に返す。セシウムと混ざったらどうなる?
  2. スギ花粉にセシウムは、どの位混ざる?
  3. 山火事
    防げるか。出火したら煙に、セシウムはどの位混ざる? 風評は?
  4. 杉の木
    上から落ちるものは何か? 葉・枝
    地表にビニールシートを敷いて調べる。ビニールの下葉どうなるか。
  5. 雪
    12月に初雪
    30cmで除雪のルール。
    雪が枝から落ちるとき、セシウムは?
  6. 杉や松
    水が登らない時期(冬)に枝打ちする。
  7. 広葉樹
    落葉が始まると、水は登らない。
  8. 葉からセシウムが樹木の中に入る可能性は?
    光合成の後、でんぷんが出来て下部の樹木に行く。その時一緒にセシウムが下降するか?
  9. 樹木医が仲間に入ると強力
  10. ほだ木が出荷できない理由
    自主規制? 風評被害?
  11. 木材出荷規制はない!?
    計画的避難区域は、屋外作業禁止→本当は、除染作業禁止 →本当は、草刈り禁止
    しかし、除染や草刈りを当局が発注―>矛盾だらけ

(報告:田尾)

10月30日

落ち葉の状態
10月30日村内モニター(PDF 240KB)

10:00出発。深谷地区あいの沢分岐から、大谷地・明神岳へ向かう。

大谷地上部4差路に車置く。徒歩で西へ草が生い茂る林道を約500m歩く。
林道終点から踏み跡を約200m登って、鞍部に到着。踏み跡はないがまっすぐ下ると菅田に達すると思われる。この鞍部から右の尾根を登る。約200m登って明神岳の大石と三角点に到着(これは明神岳の手前のピークだったかもしれない)。

林道入り口 アスファルト道路  20~30μSv/h(ホットスポット)
林道谷沿い 6.8μSv/h
明神岳頂上 8.0μSv/h
明神岳頂上直下 β線計測器で
 掻き出した落ち葉  1000cpm
 落ち葉を取った地面 200cpm
明らかに、落ち葉にセシウムが付着している。

(報告:田尾)

10月31日

飯舘村松川第一仮設住宅
仮設住宅
8:30




三吉譲医師、大石ゆい子さん、田尾の3人で、福島市松川の飯舘村第一仮設住宅訪問。
自治会委員のミーティングに参加。ガイドヘルパ―導入の説明。
皆関心を示し、前向き。
10:00






飯野町の飯舘村役場。健康福祉課福祉係副主査と面談。
飯舘村福祉会は避難し、介護事業所はない。本件の介護事業所は、自立支援の資格がいるのでは?
あづま脳神経病院は、介護事業所を持っていない、松川仮設に相談所オープン。
ガイドヘルパー導入に関心を示す。
14:00





避難者生活支援チーム総括Sさんと2時間話し合う。
ガイドヘルパー説明会を、11月19日18時~ 松川仮設の集会室で開催を合意。
ふくしま再生の会主催、飯舘村後援。藤沢から三吉医師、相沢医師、北村ソーシャルワーカー、佃ガイドヘルパーが来所。Sさんが役場内、避難所の人たちに呼びかけてまとめる。企画書を、三吉医師が用意。

(報告:田尾)

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